「なんで私の胸はこんなに硬いんだろう?」
やわらかい胸を例えて「マシュマロみたいな胸」とか言われるけど、自分の胸が硬いとなんだか不安になってしまいますよね。
胸の形や硬さは遺伝だと思いがちですが、実は遺伝ではないので改善することが可能です!
努力次第でふわふわバストを手に入れることができるんです。
そのためには硬いバストの原因をしっかりと理解しておくことが大切。
そしてその改善方法を学んで実行すれば、あなたのバストも憧れのふわふわバストに変身します。
この記事では誰でも簡単にできる胸を柔らかくする方法を紹介します。
でも、柔らかさばかりに気をとられていると、将来バストが垂れてしまうことにもなるので、やりすぎには注意してくださいね。
胸が硬くなる原因とは
胸が硬くなる原因は、遺伝や体質などではありません。
それではいったい何が原因で、胸が硬くなるのでしょうか?
肩周辺の筋肉の凝り
毎日同じ姿勢でデスクワークをしている人や、育児や家事で忙しくしている人に多いのが、肩周辺の筋肉の凝りです。
肩や肩甲骨周りの凝りがひどいと血流が悪くなり、胸の土台となる大胸筋にも影響を及ぼし、凝り固まってしまいます。
大胸筋が凝り固まってしまうとバストの脂肪が引っ張られてしまうので、胸全体が硬くなってしまうという訳です。
血行が悪く冷えている
バストの血行が悪いと、胸は硬くなります。
胸を触ってみて、冷たいと感じるのなら、バストが冷えている証拠。
バストに老廃物がたまり、血行が悪くなって肩こりのように凝り固まった状態でしょう。
また、毎日つけているブラジャーも、サイズが合わないと血行が悪くなる原因になるので注意しましょう。
乳腺が発達していない
乳腺が発達していないと、胸は硬くなります。
バストは乳腺と脂肪でできていて、乳腺が多いとその乳腺を守ろうとして脂肪がたくさんつきますが、逆に乳腺が発達していないバストは脂肪が少ないため硬いままです。

胸を柔らかくする方法9選
胸を柔らかくすると、肩こり改善などの体質改善にもつながります。
ここからは柔らかい胸を手に入れる方法を学んでいきましょう。
肩周りの筋肉の凝りを取るストレッチをする
まずは、しっかりと肩周りの筋肉の凝りをほぐしましょう。
一番簡単なのが肩の上げ下ろし。
背筋を伸ばして、息を吸いながら肩を耳に近づけていきます。
2~3秒キープした後で息を吐きながら肩をもとの位置に戻し、さらに息を吐きながら肩を下げていきます。
どこでもできるストレッチなので、一日に何度でもできますね。
水分をしっかり取る
人間は水分をきちんととらなければ、血液がどろどろになって循環が悪くなります。
血液の流れが悪くなると、老廃物がたまりやすくなり冷えにもつながるのです。
柔らかい胸にするには、バストの老廃物を排泄する必要があります。
冷えは胸を硬くしますので、日ごろから水分補給はきちんと行いましょう。
食生活を見直す
「太るから・・・」とたんぱく質を控えていませんか?
鶏肉などの良質なたんぱく質は血や筋肉、骨などを作り、女性ホルモンの分泌を促してくれます。
過剰摂取は太る原因ですが、適量を食べることで女性ホルモンが分泌されて柔らかい胸を作ることができるのです。
締め付けない
胸に比べて小さいブラジャーなどで胸の周りを締め付けてしまうと、胸周りの血行が悪くなるために老廃物が溜まって胸が硬くなります。
ブラジャーは自分の胸に合ったサイズのものを着けるようにしましょう。
自分に合ったブラジャーを着けるだけでも老廃物がたまらなくなり、胸が柔らかくなります。
半身浴をする
半身浴をすると全身の血行が良くなり、体の芯から温まりますよね。
血行を良くなることは冷えを防ぎ、さらに胸を柔らかくすることにもつながります。
半身浴をする時はお湯の温度を38~40℃にして、胸の下ぐらいまで最低でも30分つかります。
外気温が低い時は入っていると寒く感じますが、お風呂から上がった時には体がポカポカしていますよ。
ストレスをためない
ストレスをためてしまうと、交感神経の働きが高まります。
交感神経の働きが高まると、血管が収縮するため血流も悪くなります。
血行が悪くなると、老廃物などがたまりやすく冷えてしまい、ひいては胸が硬くなってしまうのです。
しっかり睡眠を取ったり、軽い運動をしたりしてストレスをためない生活を心がけるといいですね。
ツボを刺激する
胸を柔らかくするには、ツボを刺激するのも効果的です。
効果のあるツボは2種類あります。
・中府(ちゅうふ)・・・鎖骨下の出っ張ったところから指一本分下
・雲門(うんもん)・・・腕を上げて鎖骨外側にできるくぼみ
これらのツボを1回30秒ほど、痛くない程度に垂直に押しましょう。
おっぱい体操をする
胸を揺らすと女性ホルモンの働きが活発になり、胸も柔らかくなります。
簡単にできるおっぱい体操を紹介します。
・胸と反対の手のひらをバストの下に置き、鎖骨に向かって20~30回ほど斜めに持ち上げます。
・逆の胸も同じように行います。
・最後に両棟を両手で上に向かって20~30回持ち上げます。
リンパマッサージをする
リンパの流れが悪くなると、老廃物がたまってしまいバストが冷えてしまいます。
冷えると胸が硬くなってしまいますので、そうならないためにもリンパマッサージを行いましょう。
鎖骨中心から脇へ向けて、鎖骨に添うようにマッサージ。
右胸なら左手、左胸なら右手でマッサージを行います。
お風呂に入っているときや、お風呂上がりなどの体が温まっているときに行うと効果的ですよ。

硬かった胸が急に柔らかくなった理由
今まで胸が硬くてコンプレックスだったのに、急に柔らかくなった!
その理由は一体何でしょうか。
生理前や妊娠初期で胸の柔らかさは変化する
生理の1週間ぐらい前に、女性ホルモンの影響で、胸が硬くなったり痛みがあったりさらには大きくなることがありますが、生理の直前になると元の柔らかさに戻ります。
妊娠初期でも同じような症状が起きます。
これは個人差があるようで胸が張って硬くなる人もいれば、全く変化を感じないという人もいます。
高校生の胸が硬いのは若さの特権
高校生もになると胸の形は大人とほぼ変わりませんが、一生のうちで一番胸が硬いのが実はこの時期のバストです。
この時期を過ぎた頃から乳腺を守るように脂肪がついていき、やがて柔らかいバストになるのです。
今現在、高校生で胸が硬いと悩んでいる人も多いと思いますが、胸が硬いのは当たり前のことなのですね。
柔らかくなってきたのは垂れる前触れ
バストは乳腺が発達して、その周りに脂肪がつくことで張りと柔らかさを兼ね備えます。
その後も年齢を重ねると、乳腺が退化して乳腺の代わりにさらに脂肪がついてきます。
乳腺が少なくなることで張りがなくなり、脂肪が増えるので柔らかさが増すのです。
急に胸が柔らかくなったのは、バストが垂れる前触れかもしれません。
胸が垂れる前に正しいバストケアをしましょう
胸の大きさに合ったブラジャーを着けていない方は、今は形がしっかりしていてもバストが柔らかくなるにつれ、徐々に垂れて形が崩れていきます。
形が崩れてしまった胸は、残念ながら元に戻すことはできません。
胸が柔らかくなってきたと感じた時からでも、正しいバストケアをすることで胸が垂れるのを防ぐことは可能です。
まとめ
女性なら誰もが憧れる柔らかい胸。
毎日の生活習慣やバストケアをすることで手に入れることができます。
あまりにも柔らかさばかりを追求してしまうと、今度は胸が垂れてしまうという危険性もあります。
胸が垂れてしまったら元に戻せませんので、注意してくださいね。
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