着替える時に鏡を見るとデコルテがシワシワに!
顔と違ってついついケアを怠りがちなデコルテは、実はしわができやすい場所でもあるんです。
「顔と違ってそんなに目立たないだろうし・・・」と思うかもしれませんが、デコルテは目につきやすいのでしわがあると実年齢より老けて見えてしまうんです!
今回はデコルテのしわができてしまう原因と、しわを消す8つの方法について詳しくまとめてみました。
1日たった10分のケア+日常生活を少し見直すだけで見た目年齢をグッと若くすることができる方法、必見です!
デコルテのしわができると老けて見える
あなたはデコルテのケアをきちんと行っていますか?
「顔は目立つからしっかりケアをするけど、デコルテはそれほど見られないし・・・」なんて思ってませんか?
しかし、実は首から胸元にかけてのデコルテラインこそ年齢が出やすく、しわができてしまうと一気に老けた印象になってしまうのです。
しかも多くの人が念入りなスキンケアを欠かさない顔と比べ、デコルテはあまりケアをしない人が多いのが現実。
故に、肌色のトーンが顔と大きく違っていたり、シワやシミが目立ってしまうと顔との格差で老けて見られてしまうのです。
デコルテのしわは「首のしわ」と「鎖骨周辺のしわ」がある!
デコルテのしわには、大きく分けて「首にできるしわ」と「鎖骨周辺にできるしわ」の2種類があります。
この2種類のしわは、同じ「デコルテのしわ」ではあるけれど、原因は全く同じと言うわけではありません。
(同じ原因もありますが、違う原因もあるという意味です)
首と鎖骨のしわの違いも含め、デコルテのしわができる理由について詳しく解説していきたいと思います。
デコルテのしわができる理由
デコルテは皮膚が薄くて乾燥しやすいから
首や鎖骨周辺は皮膚が薄く、それに伴い水分を保持する働きのある角質層も薄いです。
つまり、水分を保持しにくいのでデコルテは乾燥しやすいというわけなのです。
また、デコルテは紫外線の影響を受けやすい場所です。
紫外線を浴びることによっても肌が乾燥してしまいます。
では、なぜ乾燥するとしわができやすくなるのでしょうか?
これまた角質層が関係してきます。
肌は乾燥すると角質が肌を守ろうとして硬くなるので、しわができやすくなるのだと考えられています。
姿勢が悪いとしわができる
デコルテの中でも首は特にたるみやすい部分です。
皮膚が薄い上に重い頭を支えているので、意識してまっすぐに伸ばしていないとすぐにたるんでしまい、しわができてしまうのです。
- 猫背がちな人
- スマホを見ることが多く下を向いてばかりいる人
- 頬杖をつくクセのある人
要注意ですよ!
枕の高さにも要注意!
高すぎる枕を使うとアゴを引いた状態になり、首にしわがよってしまいます。
日本人の平均睡眠時間は6~9時間。
つまり、毎日何時間も首にしわが寄ったままになってしまい、首に深~いしわが刻まれてしまうと言うわけなのです。
しかし、低すぎる枕や枕なしで寝るのもよくありません。
頭が心臓より低くなってしまうと頭が充血して眠りの質が落ちるし首の後ろにしわができてしまうんです。
筋肉のコリや老廃物
「首の筋肉」なんて普段はあまり意識していない人が多いかもしれませんが、実は首の筋肉の衰えやコリも首のしわの原因の一つです。
首には「胸鎖乳突筋」という筋肉があり、この筋肉が衰えてしまうとしわやたるみができやすくなってしまうと言われているのです。
また、長い時間同じ姿勢でいることにより首が凝ってしまうと、血行不良になり首がむくんで、しわの原因となってしまうこともあります。
また、鎖骨周辺にはたくさんのリンパが集まっており、そのリンパの流れが悪くなると老廃物が溜まってしまいます。
溜まった老廃物も、デコルテのしわや老化の原因となってしまっているのです。
鎖骨周辺にできるネックレスの様なしわの原因について
鎖骨周辺にできてしまったネックレスのようなしわは、肩を上げるクセも原因だと考えられます。
「肩を上げるクセ」と聞くとどんなものかわかりにくいかもしれませんが、例えばカバンを肩に掛ける時に無意識に肩をすくめた姿勢になってしまうと、肩を上げるクセがついてしまいます。
他にはデスクワークの時につい肩に力が入ってしまう人も、両肩が上がってしまっていることが多いです。
このように肩を上げるクセがついてしまって鎖骨がV字になっていると、鎖骨周辺にネックレスのようなしわができやすくなってしまうのです。
デコルテのしわを消す方法
筋肉のコリを解消する
筋肉のコリを解消するためには、まず姿勢を正しくすることが大切です。
特に猫背になってしまっている人は、すぐに直しましょう!
また、肩を上げるクセが付いてしまっている人は「意識して肩の力を抜くクセを付ける」必要があります。
肩に力が入りっぱなしになってしまっていると、上に上げる筋肉ばかりが発達してしまうので「力を入れて下に下げる」ことをしないと肩の力を抜くことができなくなってしまっているのです。
簡単な方法としては、肩に思いっきり力を入れて上げてからストン!と力を抜いて下に落とす体操がオススメですよ。
1日数セット行うと良いでしょう。
エクササイズで首の筋肉を鍛える
コリをほぐすと同時に、エクササイズで首の筋肉を鍛えることもしわの解消には効果があります。
やり方は以下の通りです。
- 首がしっかり伸びていることを意識しながら上を見て、あごを突き出す
- そのままの姿勢で口を大きく開けたり閉じたりする
たったこれだけで、首の筋肉を鍛えることができます。
トイレに入った時やスキンケアのついでなど、ちょっとした空き時間に行うことを習慣化してしまうと良いですね。
化粧水や乳液、美容液で顔のケアと一緒にデコルテもケアする
「デコルテのケア」とは言っても、特別なアイテムは必要ありません。
1日2回、顔のお手入れを行う時に顔に使っている化粧水や乳液をデコルテにも伸ばしてあげましょう。
なお、乳液やクリームを塗る時は縦方向ではなく横方向に伸ばしましょう。
横に塗ったほうが皮膚の繊維に沿っているので、浸透力がアップするからです。
更にスキンケアの効果をより高めるためにはお風呂での洗い方も重要です。
タオルでゴシゴシこすってしまうと皮膚が肌を守るために硬くなり、角質層に水分が届きにくくなってしまいます。
肌が硬くなることで、しわもできやすくなります。
体、特にデコルテを洗う時は優しい力でこすりすぎないように洗うのがポイントです。
また、ボディソープに含まれる石油系界面活性剤は肌の皮脂を奪ってしまうので乾燥を招いてしまいます。
体を洗う時は無添加の石けんがオススメですよ。
リンパマッサージで老廃物を排出する
デコルテのしわの改善には、マッサージでリンパを流して溜まってしまった老廃物の排出を促すのも効果的です。
リンパマッサージは、体が温まっている時に行うとより効果がアップするので、お風呂上がりのスキンケアとセットでやると良いでしょう。
デコルテのしわ解消に効果のあるリンパマッサージのやり方は以下の通りです。
- 鎖骨のくぼみにあるリンパ節(全身を流れるリンパ管の関所の様な存在)を左右にこすって流れを良くしておく
- あごから耳にかけてフェイスラインを指で流す
- 耳から鎖骨にかけて、鎖骨から肩にかけて、肩から脇の下にかけて順に指で流す
2と3は2~3回程度行いましょう。
枕の高さを見直す
高すぎる枕だとデコルテのしわの原因になり、低すぎる枕や枕なしだと眠りの質が落ちたり、首の後ろにしわができたりする原因となってしまいます。
良い枕の高さは、寝転んだ時にちょうど天井が見えるくらいがベストです。
そして、眠る時は頭だけではなく肩まで枕に乗せると良いですよ。
UVケアをしっかりとする
デコルテは紫外線の影響を受けやすい場所です。
紫外線は日差しの強い夏だけではなく1年中降り注いでいるので、夏以外も日焼け止めやストール、日傘などで紫外線対策をしっかり行いましょう。
特に冬から春になって、マフラーやタートルネックの洋服を着用しなくなってすぐの時期は首の紫外線対策を忘れがちなので注意してくださいね!
食事でコラーゲンやゼラチンを積極的に取る
デコルテのしわに限ったことではありませんが、加齢とともに皮膚のコラーゲンが減ってしまうので肌にハリや弾力がなくなり、しわやたるみができやすくなってしまいます。
コラーゲンを口から摂取したからといって劇的にしわが無くなるということはありませんが、コラーゲンが分解されてできた物質が真皮層のコラーゲン生成を促進する働きがあるのです!
- 鳥の手羽先
- 鶏皮
- 牛すじ
- うなぎ
などにはコラーゲンが豊富に含まれています。
カロリーが気になるという人はゼリーなどゼラチンで摂取するのもオススメですよ。
もちろんコラーゲンやゼラチンだけをたくさん取っていれば良いというわけではありません。
栄養バランスの取れた食事を心がけるようにしてくださいね。
美容整形外科で施術を受ける
美容整形外科では、通常のヒアルロン酸では馴染みにくい首にも注入できる粒子の細かいヒアルロン酸「スキンブースター」や深いしわに効果のある「脂肪注入」など、デコルテのしわに効果のある施術を受けることができます。
しかし、効果が高い分費用も高額になるので、美容整形外科での施術は最終手段と考えた方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
デコルテのしわは、日々の習慣や食生活などの簡単なケアでも十分に改善が可能です。
時間はかかりますが、年齢を感じさせない美しいデコルテを目指して頑張ってくださいね!
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