思わず触ってしまいたくなるような、サラサラで艶のある髪の毛は、それだけで女性らしさをアップさせてくれる効果があります。
でも、「自分の髪は傷んでパサパサだし無理!」なんて思っていませんか?
そんなことはありません!
髪の艶が無くなる原因を知り、きちんとしたケアをすれば誰でも艶髪をゲットできてしまうんです。
今回は、髪の毛の艶が無くなる原因と髪の毛の艶の出し方について紹介します。
髪の毛の艶が無くなる原因
まずは髪の毛の艶がなくなってしまう原因についてまとめてみました。
髪の毛のキューティクルの剥がれ
髪の毛の艶がなくなってしまう一番の原因は、キューティクルが剥がれてしまうことです。
キューティクルとは髪の毛の表面にあるうろこ状の薄い膜のことで、髪の内部を守るバリアの役割を果たしています。
健康な髪の毛はキューティクルが規則正しく揃っているので艶がありますが、髪の毛が傷んでいるとキューティクルが剥がれてしまい、パサついたり艶がなくなったりするのです。
キューティクルが剥がれてしまう原因は
・ブラッシングによる摩擦
・洗浄力の強すぎるシャンプー
・ドライヤーやヘアアイロンの使いすぎ
・紫外線
などが挙げられます。
髪の毛の水分不足
髪の毛の水分量が不足すると、髪パサついて艶がなくなってしまいます。
髪の毛の水分が減ってしまう原因はパーマやヘアカラーを繰り返すことや、加齢などが挙げられます。
髪の毛の水分量が不足するとキューティクルが剥がれやすくなり、更に髪の毛の水分が不足してしまう…という負のスパイラルに陥ってしまうことも。
そうなる、傷んで全く艶のないパサパサの髪の毛になってしまいます。
加齢により髪の毛の艶が無くなる
更年期になると女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量が急激に減ってしまいます。
この「エストロゲン」には女性らしさを保つ働きがあり、その中に「髪の毛に艶を与える」という作用もあるのです。
ですから、更年期に差し掛かり「エストロゲン」が激減すると髪の毛の艶がなくなってしまうのです。
髪の毛の艶の出し方
それでは、髪の毛に艶を出すのにはどうしたら良いのでしょうか?
髪の毛の艶を出すシャンプー&トリートメントの方法
キレイな髪の毛を保つために必要なシャンプーやトリートメントも、やり方を間違ってしまうと髪の毛の艶がなくなってしまう原因になりかねません。
キューティクルの剥がれを防ぐための、正しいシャンプーの方法について説明します。
・髪を濡らす前に、まずはブラッシング
ブラッシングには髪のもつれをほどき、ホコリを落とす効果があります。
また、頭皮の血行が良くなって皮脂やフケが浮くので、汚れが落ちやすくなります。
ちなみに、シャンプー中のブラッシングは髪を痛めてしまうのでNGですよ!
・シャンプー前の「前流し」
シャンプーの前には髪を濡らしますが、この時ただ濡らすだけではなく「前洗い」をするのがポイントです。
実は、髪の汚れのうち半分以上はぬるま湯だけ落とすことができるんです。
ここでしっかり汚れをおとしておくことでシャンプーの泡立ちが良くなるので、シャンプーの量が減り頭皮や髪への負担を少なくすることもできます。
髪の毛だけではなく地肌にもしっかりとぬるま湯をかけ、2~3分かけてしっかり行うようにしましょう。
・シャンプーを泡立てる
シャンプーを手に取って、そのまま髪の毛に付けていませんか?
シャンプーはそのまま付けてしまうと髪全体に行き渡らず、洗い残しの原因となってしまいます。
また、髪の毛につけてから泡立ててしまうと、摩擦でキューティクルが剥がれやすくなってしまいます。
シャンプーはしっかりと泡立ててから、髪の毛ではなく地肌に付けるようにしましょう。
洗う時は爪を立てず、指の腹で地肌をマッサージするように洗います。
「髪の毛を洗う」という表現がありますが、実際に洗うのは地肌で髪の毛は擦ったりする必要はありません。
なお、髪の量が多い人やスタイリング剤を使った日はシャンプーでの2度洗いをオススメします。
・シャンプー&トリートメントの選び方
髪の毛の艶を出したい人は、髪に負担がかかりにくいアミノ酸系シャンプーと、保湿効果の高いトリートメントを選びましょう。
髪の毛の艶を出すドライヤーのかけ方
髪の毛は濡れた状態のままだと痛みやすいので、シャンプー後はできるだけ早くドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
ただし、ドライヤーのかけ過ぎは髪の艶をなくす原因になってしまうので、時間短縮のためにもしっかりタオルドライをします。
タオルで髪を擦るのではなく、髪を挟み込んでポンポンと軽く叩くように水分を取りましょう。
ドライヤーは髪の毛から20cmほど離し、なるべく短時間で乾かしてしまうのがポイントです。
風の向きがキューティクルに沿うようにかけ、最後は冷風で仕上げてください。
髪の毛の艶を出すブラッシングのコツ
ブラッシングはヘアケアの基本なので、髪の毛の艶にも大きく関わってきます。
ブラッシングによる摩擦がキューティクルの剥がれの原因になるので、摩擦が起こりにくい天然毛や天然木のブラシがオススメです。
いきなり根元からブラッシングするのではなく、絡まりやすい毛先から徐々にとかしていきましょう。
ブラッシングはシャンプーやスタイリングの前だけではなく、就寝前にも行うと良いです。
寝ている間に髪の毛が絡まってしまうことや、まくらとの摩擦による髪の毛の傷みを予防してくれますよ。
髪の毛の艶を出す食べ物
髪の毛の艶出しは、体の内側からのケアも重要です。
髪に重要な栄養素であるビタミンB2、B6、A、C、E、亜鉛、たんぱく質などを積極的に取るようにしましょう。
もちろんこれらの栄養素だけを摂取していれば良いと言うわけではありません。
栄養バランスの取れた食生活を心がけることも大切です。
また、加齢により髪の毛の艶がなくなってしまっている場合は大豆製品を多く食べるようにするといいですよ。
大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをするため、加齢により減少したエストロゲンの働きを補ってくれるからです。
髪の毛の艶を出す生活習慣
質の良い睡眠は髪の毛の艶を出すのに欠かせません。
睡眠時間をしっかりと取ることはもちろんのこと、
・寝る1時間前は軽いストレッチや入浴で体をリラックスさせる
・夕方以降は仮眠しない
と言ったことに気をつけて、ぐっすり眠れるよう環境を整えておきましょう。
また、紫外線も髪の毛の艶をなくす大きな原因の一つです。
日焼け止めはしっかり塗っているけど髪の毛はほったらかし・・・なんてことになっていませんか?
帽子や日傘、髪用のUVスプレーなどを使って髪の毛の紫外線対策も怠らないようにしてくださいね。
髪の艶を取り戻すおすすめオイル3選
髪の毛の艶を出す方法にプラスして、ヘアオイルを使うことでよりツヤツヤの髪に近づくことができます。
髪の毛の艶を取り戻す、オススメのオイルを紹介します。
ロレアルパリ/エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル
「艶と濃密な潤い」がコンセプトのヘアオイルです。
ロレアル独自のシャインミラーテクノロジーで髪の毛1本1本の表面を整え、どの角度から見てもツヤツヤと輝く美髪に導いてくれます。
出典:ロレアル パリ史上No.1エクストラオーディナリーオイル
ロレアル プロフェッショナル/ミシック オイル
サラリとまとまった髪をキープできるヘアオイルです。
潤いと艶に満ちたしなやかな髪になれます。
軽くてサラサラのテクスチャなので、オイルのベタつきが苦手な人にもオススメですよ。
出典:ミシックオイル公式サイト|ヘアケア|ロレアルプロフェッショナル
SP/SPリュクス オイル
アルガン、アーモンド、ホホバ、3種類のオイルをブレンドしています。
髪の毛に素早く浸透するのでベタつかず、なめらかで艶のある髪の毛を作ってくれます。
出典:SPリュクス〈LUXE〉-生まれたての髪を創る、最高の贅沢
今日のお出かけに間に合う髪の毛の艶の出し方
今までに紹介した方法で髪の毛の艶を取り戻すことができますが、残念ながら即効性のある方法ではありません。
そこで、今日のお出かけに間に合う即効性のある髪の毛の艶の出し方についてまとめてみました。
髪の毛の艶出しスプレーランキング
一瞬で髪の毛の艶を出すことができる「グロススプレー」。
上手な使い方と人気ランキングについてまとめました。
・上手な使い方
まず、髪の毛全体をとかして「もつれ」や「かたまり」をなくし、髪の毛から20cmくらい離して全体的にスプレーしましょう。
ムラや付け過ぎはベタつきの原因となってしまうので、遠くからスプレーするのがポイントです。
また、スプレー後に髪をとかしてしまうと白い粉状に見えてしまうことがあります。
スプレーをかける前に、髪の毛をしっかりとかしておきましょう。
・グロススプレーランキング(アットコスメランキングポイント参照)
1位 アリミノ/スパイスシャワー(シャイニング)
潤い成分として、植物性のスクワランを配合したグロススプレーです。
サラサラと軽く、ムラのないツヤ感のある髪に仕上げることができますよ。
出典:【楽天市場】アリミノ スパイスシャワー シャイニング 180ml
2位 スティーブンノル/コレクション グロススプレー(スムース&シャイニー)
なめらかで艶のある髪に仕上げることができるグロススプレーです。
とかしても粉状にならないので、ブラッシング前のトリートメントとしても使えます。
出典:Yafoo!ショッピング-コーセー スティーブンノル コレクション グロススプレー
3位 アリミノ/ピース プロデザインシリーズ グロススプレー(ホワイト)
細かな粒子でベタつきにくく、初心者にもオススメのグロススプレーです。
簡単にサラサラで艶のある髪の毛に仕上げることができますよ。
出典:@cosme アリミノ/ピース プロデザインシリーズ グロススプレー〈ホワイト〉
髪の毛の艶を出す洗い流さないトリートメント
朝、シャンプーをするのであれば、洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)がオススメです。
髪の毛に艶を出すと同時に、保湿と傷んだキューティクルの補修もできてしまいます。
基本的に洗い流さないトリートメントはタオルドライ後、ドライヤーの前に使いますが、商品によっては乾いた髪の毛にも使うことができます。
髪の毛の艶出しワックス
ウェット系のワックスを使うことで、髪の毛をまとめるのと同時に潤いとツヤ感のある仕上がりにすることができます。
コツは、一度にたくさん付けないようにすること。
少量のワックスを手に取って髪の毛全体にざっと伸ばしましょう。
この時、指の間にもワックスを付けておくことでムラなく伸ばすことができますよ。
まとめ
いかがでしたか?
髪の毛の洗い方や生活習慣など、少し気をつけるだけで髪の毛の艶を出すことができてしまうんです。
ヘアオイルやワックス、洗い流さないトリートメントも上手に使って、ツヤツヤの魅力的な髪をゲットしてくださいね。

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