別れた元彼の家にあなたの荷物がまだ残っている時、返してもらうのは復縁のチャンスになります。
でも、やり方を間違ってしまうと取り返しのつかないことに…
もしあなたが元彼と復縁したいと思っているのなら、たった1回のチャンスをものにする最良の方法を取りましょう。
荷物を返してもらう時は関係修復のチャンス!
彼との関係を修復する絶好のチャンスを逃さないよう、まずは最初の連絡の仕方が大切です。
最初で失敗すると、「面倒だからまとめて送るよ」ということになってしまいます。
せっかくの会える機会を逃してしまうのは残念なので、まずは、直接取りに行けるように用意周到に段取りしましょう。

荷物を返してほしいと連絡する時
まずは、荷物を返してほしいと最初に連絡する時についてです。
やってはいけないパターン
最初のメールや電話では、用件のみを伝えるようにするのがポイント。
未練のある彼と話ができると思うと、つい自分の気持ちをくどくどと言いたくなります。
荷物にも思い出がありますから、なおさらいろいろと話もしたくなりますよね。
しかし、だらだらと自分の言いたいことばかり言っていると、彼の気持ちはどんどん離れてしまいます。
自分の気持ちを口にしたのと同じだけ彼との距離が遠のくと思って下さい。
最初の連絡でくどくどと自分の気持ちを伝えてしまったら、彼は一刻も早く荷物を返して関係を断ち切りたいと思うことでしょう。
最初の連絡で大切なのは、良好な関係を築くことです。
そのためには、自分の気持ちはぐっと我慢して、荷物のやり取りを気持ちよく済ませることに集中します。
ここで、もう1つ注意したいことがあります。
それは、メールの内容です。
手際よくしようとしてよく陥る失敗なのですが、一度で用件が済んでしまうメールだと彼とのやり取りもたった1回で終わってしまいます。
せっかくコミュニケーションが取れる機会なのに1回のやり取りで終わってしまったらもったいないですよね。
たとえば、こんなメールはNGです。
「あなたの家に置き忘れた荷物があったよね。近くに行く用があるから〇月〇日〇時に取りに行ってもいい?」
たしかに返信しやすいメールですが、「いいよ」あるいは「〇月〇日にして」などたった1回で終わってしまいます。
最悪の場合、「じゃあ送るよ」で終わってしまう可能性もあります。
やり取りを重ねるうちに関係改善を図るチャンスも見えてくるものですから、1回のメールに盛り込み過ぎないように注意しましょう。
もう一度会話ができる成功パターン
では、成功するメールとはどんなものなのでしょうか。
彼と良好な関係を復活させるポイントは、短いメールを重ねて最後に約束を取り付けるという方法です。
男性は、長い返事が必要なメールに返信するのは苦手なことが多いので、簡単に返信できるようなメールを送ると、さっと対応してもらいやすいです。
そんな短いやり取りを数回重ねることで、親近感を持ってもらい、良い関係を築くようにするのです。
理想的なのは、こんな手順です。
1.最初のメールでは、荷物がどうなっているかを確かめます。
「久しぶり。荷物を置きっぱなしだったと思うけど、どうなってる?」という気軽な感じで尋ねてみましょう。
最初からどうしても取りに行くという気持ちを前面に出してしまうと面倒がられてしまいますので、自分もできるだけ気軽な気持ちになって簡潔なメールを送ります。
2.荷物が置いてあることが確認できたら、取りに行って良いかどうかだけを尋ねます。
「置いてきちゃった荷物を今度取りに行っていい?すぐに帰るから。」
この時に、取りに行くだけとアピールしておくと抵抗感が少なくなるでしょう。
まずは「いいよ」という返事がもらえるように気を配り、重たくならないように。
3.取りに行けることになったら、今度は「〇月〇日の夕方は都合どう?」と聞いてみます。
日にちと時間帯が決められたら、次は詳しい時間を決めます。
数回やり取りしてお互いの予定をすり合わせ、最終的に「〇時」とか「〇時から〇時半の間」とかきっちり決めて、相手の負担にならないように配慮しましょう。
短いメールを重ねて、最後に受け取る方法の返事をもらうようにすると、ひと言で断られるという最悪のパターンは避けられます。
久しぶりのやり取りですから元彼に言いたいこともあると思うのですが、ここでは気持ちよく荷物を引き取ることが最大の目的です。
相手にプレッシャーをかけず、気持ちの良い言葉かけを心がけましょう。
*こんな時は
もしもやり取りの最中に「送るから来ないで」と言われてしまったら…
「大事なものが入っている」「その場で中身を確かめたい」「郵送はお金がかかる」など、あなたが直接取りに行った方が良いと思える理由を話すようにすると、引き取りに行ける可能性が高くなります。
荷物を取りに行く時
晴れて約束を取り付けることができたら、次は直接会える時について考えましょう。
やってはいけないパターン1
いよいよ彼の家に行けることになったら、気持ちがあふれてやり過ぎてしまいがち。
よく起こるのが、荷物の思い出から始まって話し込んでしまうパターンです。
「この時楽しかったよね」くらいなら良いのですが、そこから発展して「あの時は~」「この時は~」となると話が長くなっていきます。
少しだけだからと付き合ってくれていた彼も、長くなると先が思いやられて面倒になってしまいます。
いつまでも帰らず滞在が長引くと後味も悪くなってしまいます。
私の友人は、この時に長々と彼の家に居座り、結局泊めてもらいました。
その時は「良かった!」と思ったそうですが、後日、彼には新しい彼女がいたことが分かり、泥沼に…
結局、嫌な思い出だけが残ったそうです。
このエピソードは優柔不断な彼にも問題ありですが、少し前まで仲良くしていた二人ですから雰囲気に流されることはあり得ますよね。
本当に復縁したいのだったら、最初は慎重に行動しましょう。
早めに切り上げてさわやかに立ち去れるのが理想です。
やってはいけないパターン2
もっと悪いのは、この機会にとばかりに復縁を迫ることです。
自分の気持ちをしつこく話し、もう一度付き合ってと言ったら、彼はどう思うでしょうか。
冷却期間が十分にあればまだ望みはありますが、荷物を取りに行くタイミングというのはまだ別れたばかり。
そんな時にしつこく言っても良い結果にはなりません。
今回の目的は荷物を引き取ることなので、募る気持ちは我慢し、久しぶりに会えて良かったのだと気持ちを切り替えましょう。
良い思い出を作り復縁につなげられる成功パターン
では、どのようにすれば、荷物を返してもらい、復縁につなげることができるのでしょうか。
・約束を守る
あらかじめ相談して決めた日時に約束通り取りに行くことが鉄則です。
万が一遅れる場合もきちんと事前連絡をしましょう。
部屋に入れてもらった後も長居はせず、すぐに帰ります。
会えるのはほんの短い時間ですが、それで良いのです。
いたずらに長居しても、自分の気持ちを話して相手の気持ちを確かめたくなり、後味が悪くなってしまうかもしれません。
それよりも短い時間で好印象を与えるほうが後につながるのです。
・自分らしく振舞う
相手の出方を探っておどおどしたり、部屋に入れてもらって卑屈な態度を取っても良い結果にはなりません。
普段の自分らしさを失わず明るくしていたほうが、相手にとって好印象です。
活き活きとしたあなたの横顔を見て、楽しかった頃のことを思い出してくれるかもしれませんよ。
・帰り際は笑顔で
最後に、笑顔で別れるのを忘れずに。
相手も久しぶりに会うあなたがどんな様子か気になっていたはずです。
いつも通りに機嫌よく笑顔で来てくれたことは素直に嬉しいと思うでしょう。
荷物の引き取りが気持ちよく済ませられれば、元彼も肩の荷が下りて安心できます。
さわやかな雰囲気で去ることができれば、相手も荷物の引き取りに応じて良かったと満足感が残りますよね。
いろいろあって振ってしまったけれど、こうしてスムーズに約束ができて気持ちの良い時間を過ごせたという実績が残れば、次にあなたが連絡した時も快く対応してくれるはず。
心地よい体験を作り、復縁につなげましょう。
まとめ|荷物を返す時の成功パターンとは
以上、別れた元カレの家に残した荷物を返してもらう場合についてご紹介しました。
いったん関係が終わってしまった彼から単に荷物を返してもらうだけなら思い悩むことも少ないですが、復縁を希望している人にとっては滅多にないチャンスです。
チャンスをつかむためには、思い詰めた様子を見せず、気持ちを軽くして笑顔を心がけることが大切です。
最初のメールを送る時から慎重になって丁寧なやり取りを心がければ、もう一度良い関係を築くきっかけが作れます。
こうして弾みをつければ、次の機会にあなたが連絡しても快く応じてくれます。
その後は、気持ちの良い再会を何度か繰り返し、徐々に元彼の心を開いて素敵な自分を印象づけるのです。
そのうちに機が熟した時、自然な流れで復縁が成功するでしょう。


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