付き合い始めたら、急にモテ自慢を始める男性っていますよね。
モテ自慢というのは、自分はモテた、あるいは今もモテているということを自分から口にすること。
何人の女性に告白されたとか、こんな女性と付き合ったことがあるとか、デートで忙しかったとか、それとなく自慢話をすることです。
「俺さ~、学生の時、自分から告白したことなかったよ」
「大学の時だけで何人だったかな~、告白されたのは」
「ほんと、いつも週末デートで忙しくて、単位落としそうになったりして」
こういう話って、女性からすると、何の自慢にもなっていませんし、どうして自分にこの話題を振って来るのかぜんぜん分かりません。
見た目はイイ感じの男性でもついやってしまうモテ自慢。
付き合いたい女性の前でやってしまったら、どう考えてもNGだと思うのですが、どうしてやってしまうのでしょう。
モテ自慢の男性心理を探ってみましょう。
モテ自慢の男性心理とは
自己アピールでアタック?!
「昔はモテたんだよな~」というセリフ。
モテ自慢の男性がよく口にします。
でも、これは女性からしたら「今はモテないのね」と一刀両断されるセリフ。
付き合い初めの女性にしてみれば「じゃあ私は何?」とクエスチョンマークが頭に浮かびます。
これは男性心理として分析すると、自己アピールに当てはまるそうですよ。
自分アピールは、自分が魅力ある男性である(だった)と知ってほしいために、つい口から出てしまうものです。
「こんなにすごいんだよ」と自分から示して、感心してほしい、興味を持ってほしいと思っています。
もちろん、無意識だとは思いますが。
つまり、相手の女性に好意を持っていればいるほど、自分アピールをしたくなり、自慢してしまうわけですね。
それも、付き合い始めの不安な時期には、なおさらその傾向が出てしまうのでしょう。
う~ん、男性の気持ちも分からなくはありませんが、女性としては、最初のデートで言われたら一気に冷めてしまいます。
男性には、ぜひ「今」で勝負してほしいものです。
注目してほしい心理
寂しがり屋の人や、つねに誰かと一緒に行動したいという気弱な人に多いのがこの心理。
自分に注目してほしくて、つい自分を大きく見せようとモテ自慢をしてしまいます。
こういう人は、最初からかまってくれるタイプの女性を選ぶ傾向があります。
モテ自慢をしてくる彼氏に困っているあなた、もしかして甘えさせてあげる優しいタイプではありませんか?
注目されたいという気持ちが無意識にあるので、しっかり注目してもらえれば満足し、モテ自慢は収まるはず。
もし自慢話に困っているのなら、いちど大げさなくらい感心してあげると自尊心が満たされ、満足してくれると思いますよ。
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自分に自信がない心理
モテ自慢をする上に、上から目線で物を言う人は、自分に自信がないのかもしれません。
自分はこんなにモテるのだから、ほかの男性より絶対いいよと予防線を張る心理です。
こういう人は、恋愛に奥手だったり、慎重で自分から声をかけるのが苦手だったりします。
その分、「昔はいつも女性から電話してくれたよ」と積極的な女性との交際を引き合いに出して、暗にあなたにしてほしいことをアピールすることもあります。
こう言われるとカチンときますよね。
強制されてすることではないですし。
あなたが積極的な女性であれば、うまくいく確率が高いですが、引っ張ってほしい人は物足りないかもしれませんね。
口で言っているだけなのか、本当に女性のためにがんばってくれる人なのか、見極めましょう。
自分の価値を高めたい心理
モテ自慢をする人は「モテる人は良い」「モテる人は価値がある」と思っています。
付き合い始めの女性には、自分を良く見せたいと思うのは普通の心理ですから、モテるのが良いと思っている人は、つい「自分はモテる」と言って自分の価値を高めようとしてしまうのですね。
こういう人は、「すごいね」と褒められると余計に話が止まらなくなります。
もしあなたが、その男性の心を満足させてあげたければ、ぜひ盛大に褒めてあげて下さい。
きっと満足して交際も順調に進むでしょう。
でも、一般的に、モテるのが良いと思っている人ばかりではありません。
誰にでもモテる、簡単に交際を申し込まれる、という人がすばらしい人というわけではないでしょう。
まして何年も前の話を持ち出されても、人間的な魅力を感じることにはならないのです。
ほかにも、お金持ちであることをひけらかしたり、会社が大手であることを自慢したりする人もいます。
お金がどのくらいあるのか、会社がどうなのか、気にしない人にとっては「ふ~ん」となるだけです。
ですが、こういう話をする人は、みんなが感心すると思い込んでいるのですよね。
こういった自慢は、自分をよく見せようと思って言っているのに、じつは自分の価値観だけでモノを見ていて器が狭い自分を暴露しています。
むしろ「今」どんなことを考えて何をしているのか、これから何をしようと思っているのか、相手の女性をどう思っているのかのほうが、交際するかどうかを決める際には大切です。
誠実な男性はモテ自慢をしない
モテ自慢をする男性はけっこういると思いますが、中にはしない人もいます。
そういう人は、付き合い始めの女性に言うべきではないということをわきまえている人です。
こういう人は、長くお付き合いをしていく中でも女性を気遣う気持ちを持って接してくれることでしょう。
世の中にはいろいろな男性がいますし、女性目線でも好みは分かれるところとは思いますが、できればモテ自慢よりも女性の気持ちを尊重してくれる優しい男性に出会えると良いですね。
モテ自慢をされたら
モテ自慢の男性心理を探ってきましたが、自慢をする男性がいるということは、モテ自慢をされてしまう女性もいるわけで…。
モテ自慢をされたら、どんな対応をすると良いのでしょう?
交際を続けたい場合
交際を続けたい、好意を持っているという場合は、大いに反応して盛大に褒めてあげましょう。
「いいな~」「すごいな~」
定番の反応とも言えますが、ストレートに彼の心に響くはずです。
さらに、焼きもちを妬くのも効果的。
「そんなにモテるなんて焼いちゃうな~」「ほかの女性に取られないようにしなきゃ!」
ここまで言えれば神対応です。
内心は天にも昇る良い気持ちになっていることでしょう。
ただし、図に乗って自慢がエスカレートするリスクもあるので匙加減には気を付けて。
モテ自慢をこれ以上聞きたくない場合
モテ自慢にはついていけない、もうやめてほしいという時は、あまり反応しないことをおすすめします。
ですが、どう見ても反応してほしくて言っているわけですから、そばで聞いているとつい喜ぶコメントをしてあげたくなるのが人情だと思います。
でも、「すごいね」と反応してしまうと、話が終わらなくなる可能性もあります。
ここはグッと抑えて、少々冷たい反応をしましょう。
「だから何?」「もう聞き飽きた」と言いたい気持ちも分かりますが、それを言ってしまったら交際は諦めることになってしまいます。
やめたい場合はそれでも良いですが、とりあえず自慢をやめてくれれば交際は続けたいという場合は、もう少しやんわりと対応しましょう。
「ふ~ん」「たいへんだったね」と、たいして気のない返事をすれば、「あれ?」とあなたの気持ちに気づいてくれるかも。
モテ自慢の男性心理を理解して上手にお付き合いを
モテ自慢をしてしまう男性心理は、わりと単純です。
注目してほしかったり、自信のなさの裏返しだったり。
好意を持っていない男性なら相手をする必要もありませんが、交際したい男性がモテ自慢を始めたら…
褒めるのもスルーするのもあなたの気持ち次第です。
男性心理を理解して、上手に対応しましょう。

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