プロポーズや披露宴の時に、「絶対に喜ばせる」「感激させてやる」と思って友人大勢巻き込んでのサプライズ演出。
ところがなんと相手はドン引きしてしまった!
感動の涙どころか、引きつった顔で、本当に悲しそうに泣かれてしまったりして・・・。
「え? どうして?」
「何がいけなかったんだろう?」
サプライズが嫌いな人は、実は少なくありません。
サプライズしたい人は、相手がサプライズについてどう思っているのかよく見極める必要があります。
一方、サプライズが嫌いな人は、なぜ相手がサプライズをしたがるのか理由が気になりませんか?
相手を本当に純粋に喜ばせたいだけなのか、それともひょとしたら自己満足のためなのか。
そして、何かサプライズををたくらんでいると気付いたときに、それをやめさせる方法はあるのかも知りたいところです。
この記事ではサプライズをする側とされる側の心理をわかりやすく紹介しています。
「たった一回のサプライズが原因で別れる」なんて事にならないように、しっかり読んで参考にして下さい。
サプライズされる事が嫌いな人の理由
ここからはサプライズが嫌いな人の理由の主なものを紹介します。
考え方は人それぞれなので、サプライズは必ず喜んでもらえるとは限らないようです。
サプライズが自己満足の押しつけに思える
・派手なリアクションで喜びを表現することを期待されているようでつらい。
・レストランなど、他人の目があるところでプレゼントを渡されたりするのは恥ずかしくなるので。
・もっと普通にしてくれればいいのに、大げさになるほど白々しく感じてしまう。
サプライズをする側は時間とお金をかけて演出したサプライズですが、された側にとっては「それに見合ったリアクションをとらなければいけない」事が時として苦痛になります。
「そんなこと誰も頼んでないよ。」というのが本音かも知れません。
サプライズをするのが苦手でお返しができない
誕生日やクリスマスの時にサプライズをされたら、自分も何かの時にサプライズで相手を喜ばせなきゃならないと考えてしまいます。
これを負担と感じてしまうのです。
サプライズが嫌いな人にサプライズをしても大丈夫か確認したい
サプライズプロポーズは特に慎重に
サプライズを計画している方は、相手がサプライズが嫌いじゃないか事前に確認してみましょう。
特に大がかりなサプライズでプロポーズをしたいと考えている方は慎重に進めることをおすすめします。
海外のフラッシュモブの映像や日本での結婚式などのサプライズ映像をユーチューブなどで一緒に見て、どう思うか相手の気持ちを確かめてみるのもいいと思います。
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「プロポーズはサプライズで」と決めている男性には申し訳ないですが、一般的にサプライズプロポーズを好意的に捉えている女性は少ないようです。
なぜならばプロポーズは厳粛であるべきものと考える女性も多くいるからです。
大勢の第三者がいる中で、笑いながら見ている人もいる中で、プロポーズをされて、それに応えるということは恥ずかしさを通り越して苦痛とさえ感じてしまうこともあります。
テレビやラジオの番組の企画とか、屋外ビジョンを使ってのプロポーズなどのサプライズなども同様で、彼女の拒否反応が出ないか事前に確認しておくべきでしょう。
相手がサプライズを嫌いだとわかったらスパッとやめるべき
プロポーズに限らず、相手がサプライズを嫌いであるとわかったならばやめるべきです。
サプライズをする側が期待する「相手が驚きそして喜ぶ」という結果にはならない可能性があるからです。
本当にサプライズが嫌いな人なら、それを相手に伝えるサインを出していたかも知れません。
それを見過ごしてたり、気づいてたにも拘わらず「これなら絶対喜ぶだろう」などという勝手な憶測は危険です。
サプライズをしたがる人の理由
サプライズをしたがる人には悪気はなく、ただ人を喜ばせるのが好きという人も多いです。
お人よしで人と話すのが大好きな快活な人。
もっというと「お祭り好き」というタイプの人もサプライズを好んでやるタイプの人です。
「自分もサプライズをされるのが大好きだから、きっと相手も喜んでくれるはず」
この考え方が根本にあるので、決して悪気はないんです。
分かってあげて下さい。
過去の経験で自分がされて嬉しかったから
過去にサプライズをされたことがあって、その時とても嬉しかった経験を相手にも与えてあげたいと考えている人もいます。
ただ、この手のタイプの方は「サプライズの見返りまでは期待していない」ので、サプライズをされた側も「何かお返しをしなきゃ!
」とあまりプレッシャーに感じる必要はありませんよ?
サプライズをやめさせる方法
サプライズをされるのが嫌いな人にとっては、相手が何かたくらんでいるとわかったら、やめさせたいと思いますよね?
もし、それがプロポーズや披露宴での演出のような大掛かりなものだったら・・・。
どうやったらやめさせられるでしょうか。
フラッシュモブは苦手なのに相手がたくらんでいるとき
流行りのフラッシュモブを相手が水面下で計画しているのがわかりました。
さて、あなたならどうしますか?
フラッシュモブはそれなりの数の参加者が必要なので、いろんな人から情報が漏れてきて、事前にわかる可能性も高いですね。
わかったら直ぐにはっきりとやめるように言いましょう。
自分で言いずらければ、友人でも誰でも相手に話ができる人を通じて言いましょう。
フラッシュモブが原因で別れたというカップルの話もよく聞きますので、別れを望んでいないのなら、きっとあなたの説得に耳を傾けてくれるはず。
サプライズは嫌いだとはっきり伝える
「サプライズは嫌い」とはっきり伝えるのが最も効果があります。
自分を喜ばすことを考えてくれるのは嬉しいけれど、そのやり方は嫌いなのだと伝えましょう。
それでもサプライズをやろうとするなら、それはサプライズではなく単なる嫌がらせにすぎません。
そんな相手とのお付き合いは考え直すべきです。
まとめ
サプライズをやりたい人は、自分の相手がサプライズを好きなのかどうかをしっかり確かめてください。
「それじゃサプライズにならなくなっちゃうよ。」と思うかもしれませんが、本当の優れたサプライズはその上でも成り立つもののはずです。
そして、世の中にはサプライズを嫌いな人も少なからずいるということを認識してください。
実際行われたサプライズでは失敗したものも数知れずであるということも覚えておいてください
サプライズを嫌いな人たちは「サプライズをする側は、世に中の人は自分の相手も含めてみんなサプライズ好きだ、と思っている。」と考えてください。
そして少なくとも自分はそうではないし、他にもそうではない人は大勢いると相手に伝えておいてください。
サプライズのよくないところは、サプライズされる側からすると、自分の知らないところで、サプライズする側だけがわくわくしながら何かを行っていることだと思います。
たとえば内緒でプレゼントの指輪を買う時、サプライズする側は「これを渡す時、どんなに楽しいことになるだろう。」とわくわくしますが、サプライズされる相手は、ただ放っておかれているだけです。
フラッシュモブを計画する時は、大勢で笑いながら、サプライズされる側のリアクションを想像して楽しんでいるのに、サプライズされる側はその時は当然蚊帳の外です。
共有できていない時間から二人がともに喜べることは生み出せないのではないかなと思います。
時間は無限ではありません。
二人で共有する時間が貴重なことに気づいてください。
サプライズをするなら二人で一緒に、周りの人を驚かす何かを考えてはいかがですか。
もちろんみんなが笑顔になるような何かですよ。
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